シストレ戦略の教科書 入門版 第9章

入門版 第9章 順張りか逆張りか?

普段の買い物で、安くなっていたら買いたいですよね?

株取引でも何でもそうですが、安く買って高く売る事が基本な為、割高な株を買おうと思う方はあまり多くないと思います。

ただ、FXの場合は安く買って高く売るというのはあまり意味がありません。

例えば1ドル108.76円だったのが、108.26円まで50pips程一気に下がったから買おうと思っても、値段がそれ以上下がらない保証はありません。

ずるずる下がり続ける可能性もあれば、反転上昇する可能性もあります。

一見、反発を狙ってエントリーする逆張りの方が合理的に思えるかもしれませんが、FXにおいては順張りの方が有利と言えます。

その理由は、FXではレートは片方向に継続して動く傾向があり、明確なサポートラインやレジスタンスラインがあったとしても、そこで反発するかどうかはわからないからです。

また、FXはリアルタイムにチャートに張り付いて頻繁にトレードを繰り返すスキャルパー以外、基本的にエントリーと同時に、損切り・利確ラインを決めるべきです。

つまり、エントリーと同時に、利確ラインに指値、損切りラインに逆指値注文を置きます。

ここまでいったら利確・ここまでいったら損切りという風に決めておき、その損切りラインまでの値幅と、損切りに晒すリスクに応じたロット数を注文するという流れになります。

つまり、FXはエントリーした値から、損切りか利確のどちらかのラインに先にタッチするかが勝負です。

損切りしないで待っていたら狙った利確ラインまで行くことはもちろんありますが、損切りを先延ばしにする事で、強制ロスカットに合う可能性もあります。

つまり、資金を守るため、またトレードで継続的に収益を上げるためには、利確ライン・損切りラインは必ず決めておく事が絶対です。

エントリーする値に対して根拠を持ち、この辺りまでは伸びるだろうという目論見で、リスクリワード考慮しポジションサイズを決め、どっちのラインに先にタッチするか、がFXの勝負となります。

もちろん逆張りで勝率の高いトレードができる事もあります。

しかし、優位性の高いポイントを探してトレードを行う場合、どうしても順張りエントリーになります。

FXで継続的に収益を上げていこうと思うのであれば、順張りに徹し先に利確ラインにタッチできる確率が高いトレード戦略、テクニカル分析を行うことが大切です。

次の第10章では、「損小利大か損大利小か?」についてお話しします。

シストレ戦略室の教科書 入門版 第10章